外壁のシーリングにひび割れが…！原因や補修方法について
- ichijokenso
- 2023年11月1日
- 読了時間: 4分
更新日：1月26日
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外壁の劣化症状の一つに、シーリングのひび割れは多く見られます。外壁のシーリングがひび割れていると、建物の見た目だけではなく、防水性能や断熱効果にも悪影響を及ぼす可能性があります。
本日は、シーリングがひび割れする原因やその補修方法についてご紹介していきます。
外壁のシーリングの役割
外壁のシーリングは、建物の外壁において重要な役割を果たします。具体的な役割は以下の通りです。
✅防水
外壁のシーリングは、雨水や湿度から建物内部を守ります。シーリングは外壁の隙間や接合部に適切に適用され、水の浸透を防ぎ、建物内部を乾燥させます。
✅気密性
シーリングは建物内外の気温差や風の侵入から室内を守り、エネルギー効率を向上させます。適切な気密性を維持することで、冷暖房の効果が最適化され、エネルギーコストが節約できます。
✅美観
外壁のシーリングは建物の外観にも影響を与えます。正確に適用されたシーリングは外壁の美観を保ち、建物の見た目を向上させます。
✅保護
シーリングは外部からのダメージや害虫の侵入から外壁を保護します。これにより、建物の耐久性が向上し、長寿命を確保できます。
外壁のシーリングがひび割れる原因
外壁のシーリングのひび割れにはいくつかの主要な原因があります。これらの原因は次のとおりです。
①気温変動
温度の変動により、建物の材料が膨張および収縮します。これに伴い、シーリングも伸縮し、時間とともにひび割れる原因となります。
②紫外線
太陽からの紫外線にさらされることで、シーリングの劣化が促進されます。紫外線はシーリング材料を劣化させ、ひび割れを引き起こします。
③施工不良
低品質なシーリング材料の使用は、耐久性の低下とひび割れを引き起こす原因となります。正しいタイプのシーリング材料を選択することが重要です。
④自然災害
地震や地盤沈下などの自然災害は、建物に大きな力を与え、シーリング材を緩めたり破損させたりする可能性があります。
外壁シーリングのひび割れを放置していると危険！
水の浸透
シーリングは外壁から水の浸透を防ぐ役割を果たします。ひび割れたコーキングでは、雨水や湿度が外壁に浸透し、建物内部に水の侵入を引き起こす可能性が高まります。これは壁や天井の損傷を招き、修復コストがかさんでしまいます。
エネルギー効率の低下
ひび割れたシーリングは、外部の気温や風の侵入を許すため、建物内部のエネルギー効率を低下させます。冷暖房コストが増加し、快適な居住環境の維持が難しくなります。
シーリングのひび割れを放置することは、建物にさまざまな問題をもたらす可能性があります。定期的なメンテナンスと修復が重要であり、早期にひび割れを対処することで、将来の大規模な問題を予防できます。
外壁のシーリングのひび割れを効果的に補修する方法は以下の通りです。
外壁のシーリングの補修方法について
打ち替え
打ち替えは、ひび割れた箇所のシーリング材を完全に取り除き、新しいコーキング材を充填する方法です。
手順
①古いシーリングの剥離
補修を始める前に、古いシーリングを丁寧に剥がす必要があります。古いシーリングを完全に剥がすことが、新しいシーリングの密着を確保するため重要です。
②表面のクリーニング
外壁の表面をクリーニングし、埃、汚れ、および古いシーリングの残りを取り除きます。クリーンな表面は新しいシーリングの密着を向上させます。
③新しいシーリングの適用
シーリングガンを使用して、均等に外壁の隙間に充填していきます。
④仕上げ
シーリングを適用したら、クリーニング用具を使用して表面を滑らかに仕上げます。このステップにより、シーリングが均一になり、外観が美しくなります。
⑤乾燥と塗装
新しいシーリングが完全に乾燥するのを待ちます。その後、必要に応じて外壁を塗装してシーリングを保護します。塗装は外壁を美しくし、耐久性を向上させます。
まとめ
シーリングのひび割れを発見したら、自分で修理できるか迷いますよね。補修作業は、正確な手順と適切な材料の使用が重要です。大規模なひび割れや建物の構造への影響がある場合、専門家の助けを借りることがお勧めです。
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